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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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『釿始之儀(ちょうなはじめのぎ)
本来は林檎の庭が執行の場なのですが、雨儀なので幣殿(へいでん)にて行われました。
 
  
 
「上奉行、下奉行、承仕、木守、番匠、葺師、左官ノ各役、社頭へ出仕す」と式次第にあります様、関係する諸役が入場し、宮司以下の神職も御出でになりました。

かつてならば、奉行は興福寺方から出されたそうです。
番匠たちも専任の宮大工として組織されていたのですが、今は造替を請け負う工務店の棟梁以下の方々が、それぞれの役を担われています。

幣殿には料木(さめぎ)と呼ばれる白木の角材が4本並べられています。
春日大社には四柱の神様が座し、御本殿も四棟並んでいます。
そのために四本の科木で、それぞれに作法を行います。
第一殿の作法を行う方は『惣大工(そうだいく)』と呼ばれ、衣冠を着ておられます。

 

私が見ていた場所は、第二殿の科木の前でしたので、上の画像のように見えていました。
何をしておられるのかと言いますと、墨打ちの所作をしているのですが、手元が全く見えませんね、これではσ(^◇^;)



そして「四方を拝して
(ちょうな)を打つ事三度す」と、科木の両端と真ん中に打つ動作を行います。
各科木に、二人の匠が同じ所作を行います。



こちらは第四殿の科木での墨打ちです。
所作を行うだけなので、墨壷には済は入っていませんし、道具も装飾がされています。
四本の科木で墨を打ち釿を打った後、葺師(ふきし)が登場します。





このように、科木の上に檜皮を置く事で葺いた所作となります。



それを更にひもで縛る事で、葺師の仕事は完了。
これを第四殿まで行います。



最後に左官役の人が出て来て、御本殿に拝礼して仕事の完了となります。



この後は仕事の完了を報告し、宮司以下の神職一同も本殿に拝礼した後に退出をします。
これは、神職の退出を匠一同が見送っているところです。



番匠らが退出した後、神職さんが第一殿の科木に墨書で書付をします。
このようにして、一連の儀式は番匠座に扮した大工さんたちが中心となって、無事に執り行われました。
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