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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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一の鳥居より入る『日使』今年もしつこく、『春日若宮おん祭』です。
何せ奈良市は正倉院展や紅葉が終わるとおん祭ムードになだれ込み(?)、クリスマスはチョイトかすめて、除夜の鐘ついたら、一気に初詣?
なんて事をいうと、市民の方から怒られるかもしれませんが、奈良市の12月には絶対になくてはならないお祭だそうです。

先週までは天気が危ぶまれていましたが、当日は朝から良く晴れてくれました。
ところが夕方から雨……寒気が思いの他、早めに南下してきたのでしょうか?
ともあれ、『お渡り式』の間は良い天気に恵まれました。

奈良巫女上の画像は毎年恒例、風流(ふりゅう)行列の主役の『日使(ひのつかい)』です。
今年は岩谷産業株式会社の牧野明次会長です。

そしてこの綺麗な女性は『奈良巫女(ならのみこ)』、奈良町にある御酒屋さんの御嬢さんだそうです。

被衣(かずき)をいただいた巫女姿の女性が六名ほど、騎馬でお渡りに加わっていますが、前の四名は『辰市巫女(たついちのみこ)』『八嶋巫女(やしまのみこ)』『郷巫女(ごうのみこ)』『奈良巫女(ならのみこ)』と呼ばれ、それぞれの春日神領だった地区から選ばれた未婚の若い女性で、後の二名が『拝殿八乙女(はいでんのやおとめ)』と呼ばれる春日大社の巫女(みかんこ)さんです。

流鏑馬 射手児さて、春日若宮様は子供の神様なので、芸能に奉仕する人たちには子供も多く含まれます。
この画像の騎馬の子供達も、流鏑馬(やぶさめ)に参加する『射手児(いてのちご)』です。

他にはお旅所祭で『東遊(あずまあそび)』を舞う『十列児(とおつらのちご)』、『馬長児(ばちょうのちご)』、『松の下式』に参加する『頭屋児(とうやのちご)』、そして『子供大名行列』という具合に、多くの子供たちが参加してくれます。

騎馬の大和士流鏑馬を行う稚児は『大和士(やまとざむらい)』に属し、その後をガードするように、このような当世具足に身を固めた『随兵』が五騎続きます。
この具足、かなり重いのですが、重要な役のためか、いつも割合に年齢の行った方が勤められているような……これを半日着ているのは、かなり大変なのだそうです。

これらの芸能者たちは正午に県庁前辺りから出発し、登り大路をJR奈良駅まで下り、三条通を再び上がって、興福寺南大門の前で『交名の儀』を行った後に、一の鳥居より入って来ます。
そして『影向の松(ようごうのまつ)』に向かって、『松の下式』を行います。
この場に立ち会うのが『頭屋児』です。
では、次は『松の下式』の様子でも……m(__)m
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