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ドラマに関する阿呆な感想よりも、本日書きたい記事はこちら、大安寺で行われた『菩提僊那1250年遠忌法要』です。
バラモン僧正、菩提僧正とも呼ばれていますが、この方は東大寺毘盧舎那仏開眼供養の導師を努められた事が最も有名でしょうか。
戒律の師を海外より招聘したいという天皇の意を受けて、鑑真和上よりもかなり早い時期に、唐より日本にやって来られたインド出身の僧侶です。
大安寺は今年、建立1300年(百済大寺でも大官大寺ではなく、大安寺としてです)にも当たっていて、先日から秘仏の公開もされていて、今日は更にこちらの法要が十時から行われ、その後で狂言や時代衣装をまとった行道も行われるという訳で、かなり得した気分で朝の八時に家を出た、現金極まるうめぞーです。
法要には、大安寺だけでなく、菩提僧正ゆかりの東大寺と霊山寺の御僧侶も御出でになっておられ、新たに描かれた菩提僧正の画像の開眼供養も行われました。
そして、こちらの三人の御僧侶……行道にも参加される、海外から御出でになった方々です。
こちらの画像を御覧になって頂ければ、配役はお分かりかと思いますが、遠山模様の袈裟の菩提僧正はインドの方、道せん律師は中国の方、佛哲師はベトナムの方だそうです。
中国とベトナムの方は、いずれも実際の僧侶だそうですが……バラモン僧正、胡散臭いくらい日本語が堪能、サービス精神満載に冗談まで飛ばして、沿道の人達に愛想を振りまいておられました(^。^)
なんでもインドの領事館の方だとか(・_・;)
そういえば、法要には来賓として、インド総領事も来られていましたっけ。
今日は天気も良く、絶好のお花見日和、奈良公園周辺も観光客で溢れかえっていました。
行道は大安寺を出た後、多分バスでJR奈良駅まで移動、そこから三条通を通って、東大寺まで進みます。
『毘盧舎那仏開眼の導師』の到着という、設定のようです。
行道の旗を持った人の後には、『天理大学雅楽部』の学生さんたちが、演奏をしながら続き、件の三人の僧侶、そして大安寺、東大寺、霊山寺の僧侶、そして天平時代の衣装をまとった人達が続いています。
そして南大門をくぐって、大仏殿まで行くのかと思いきや、すぐ右側の天皇殿へと皆さん、入って行かれました。
大仏殿に行くのは明日の事。
明日は東大寺にて、法要が行われる予定です。