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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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近藤等則氏の奉納追悼演奏 東日本大震災からちょうど一年という日は、折りしも日曜日となって、各地で追悼行事が行われていたようで、奈良県内も例外ではありませんでした。
私は案内を頂いた事もあり、東大寺の大仏殿で行われた『東日本大震災物故者一周忌法要』に参列して参りました。

まあ、参列というのもおこがましいでしょうか、大仏殿に御参りに来た方は御自由に御焼香頂いて、法要の場で共に御祈りをして下さい、その片隅にいたという状況です。
北河原別当様により『諷誦文(ふじゅもん)』が読み上げられた後、読経が行われ、奇妙なほど耳に心地よいまま、周囲の方々に倣って合掌しておりました。

そして奉納の後に、近藤等則氏によるエレクトリックトランペットの奉納演奏が行われました。
私は音楽の方は相変わらず暗くて、この方がどれだけ有名で凄い方なのか、イマイチ分かっておりませんσ(^◇^;)
でも、このロケーション、この音響、聞き惚れてしまいました。
インパクト強かったです、これでこのアーティストの名前は、しっかり印象に残りました(^_^;)

……にしても、これらに水をさしてくれるのは、セオリーのように報道陣です。
新聞にしてもテレビにしても、より良い、絵になるショットを探しまくっているのか、焼香をする人の真横でカメラを構えたり、合掌している人の真ん前に平気でぼっ立ってみたり、タイムスケジュールらしきペーパーをガサガサと人の耳元で繰ってみたりと、マナーの悪い事この上ありません。

bc7ee532.jpeg法要の後、大仏殿から出ますと雨……
ここ何日か、冬が戻って来た上に天気もやや不安定で、この日も例外ではありませんでした。

ともあれ奈良町の方に用事があったので一旦戻りまして、その頃には雨も上がってくれました。
ところが、その後に性懲りもなく境内に戻って来たのが17時過ぎ、またもやポツリポツリと来まして、雷が鳴った……と、一気に降り出してくれました。


0ab92335.jpegその程度の事でめげる暇はないと、傘を差しながら陣取ったのは『観音堂』こと『二月堂』の欄干の下です。
そういう訳で、この日は最初から御堂に上がる気はなく、下から見上げるポジションで臨む事と致しました。

幸いな事に18時過ぎには雨も止み、いずれも傘を閉じたお陰でスペースに余裕もでき、足元は多少悪くても悪くない状況で拝観できるかなと、暢気に周囲の観光客の方と雑談をしながら、更に一時間……

2b68f4c7.jpeg練行衆が上がる少し前に、今年も別当様からの御言葉がありまして、お松明が上がるのを待ちわびてざわついていた人々も、凪のように静かになって聞き入っていました。
そして、人々の感嘆の息の後に、二月堂内で鐘が鳴らされ、大松明が登廊を上がって行きました。
この日は風がやや強く、煙も火の粉もよく流れて、実に勇壮に美しい火でした(-_-)

 
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