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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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四天王寺の聖霊会とは、簡単に言いますと聖徳太子の命日の法要です。
4月22日、12時半に衆僧や楽人らは本坊を出発し、途中で二手(左方・右方)に分かれて石舞台に向かいます。
錦の天涯を掲げられ、金襴の遠山模様の袈裟をつけている方は一舎利の管長猊下です。
右方(西側)から舞台に向かいます。
二舎利は左方(東側)から入って行きます。


 その両舎利を迎えるのが『舞台前庭儀
伶人らは左右の楽舎に入り、衆僧らが左右に分かれて石舞台の上や六時堂前に並び、その間を長者らと両舎利は進んで六時堂に入られます。
西側に並んだ『胡蝶』の舞人は四人の男の子で、この身長差が見事です( ̄▽ ̄)

両舎利が入堂されると、舞台上の僧侶らが惣礼伽陀(そうらいかだ・法要の開始を告げる声明)を行い、続いて六時堂に入られます。

衆僧入道に伴い、舞台の南側では左右の楽舎の幕が揚げられます。
集会乱声(しゅえらんじょう)』が奏せられた後、左右の幕舎より鉾を手にした舞人が登場し、『振鉾(えんぶ)三節』が舞われます。
この舞は舞台を清める儀式を兼ねているので、舞楽の最初に必ず行われます。

二人の舞人が舞台を降りると、『河水楽』という楽が左方楽舎で演奏され、その後『蘇利古(そりこ)』の舞が始まります。
雑面(ぞうめん)を付けた諸肩を脱いだ5人の舞人による右方の舞です。
『蘇利古』の舞が始まりますと、六時堂の内では聖徳太子の御影の帳が上げられ、手水を捧げる儀式が行われています。

ここまではまだ、法要の始まり部分です。
法要は夕方まで続きますので、ひとまずはこの辺で。
 そういう訳で続くm(_ _)m
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