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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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今年は子年・・・そういう訳で林歌石舞台の上から衆僧が下りられますと、変わって右方楽所から四人の伶人が登場します。
それがこの舞、『林歌(りんが)』です。
今年は子年と言う訳で、装束に鼠の刺繍の入った『林歌』が春日大社の『舞楽始式』でも演じられました。
この番舞となるのが『甘州』で、この演目も同じ……それどころか入調(にゅうじょう)舞が『貴徳(きとく)』というところまで同じ?
偶然なのやら、わざわざそのようにしたのやら??
舞楽始式は、↓を参照下さい(-_-;)
http://umena.blog.shinobi.jp/Entry/197/

この舞が終わると再び衆僧が登場して、梵音(ぼんのん)・錫杖の儀が行われます。
そして高座に着いておられた二人の舎利が退出した後、『太平楽』の舞が始まります。

聖霊会にはこれも欠かせない、舞楽『太平楽』この舞は五十分弱と長い上に、装束もかなり重く、動きも激しいという事で、舞人はかなりベテランで体力のある方になります。
何せ、装束を付けるだけで小一時間かかるとか……?
私が天王寺舞楽に親しみ始めた頃には、先ほどの『林歌』を舞っておられた方々が、この舞人を務めていたような気が致します。

篝の火は、ライターでつけていました(^^ゞ特に動きの激しい急の舞では、四人の舞人が抜刀して激しく舞い動きます。
この抜刀を合図に四隅の篝に火が入り、御堂内の聖徳太子の御影も巻き上げられるそうで、聖霊の還御を促すためにも、この舞は絶対に行われるという事です。

こちらの貴徳公は緑の装束法要が終わり、入調の行事鉦が鳴らされると、最後の舞が始まります。
今年は右方の『貴徳』、匈奴の王侯の有志を舞にしたものだそうです。
春日若宮おん祭りでは必ず舞われるこの舞も、ここ四天王寺で見たのは久々のような気が致します。

このように、今年も舞楽三昧(?)に行きたい私ですが、次の五月五日の春日大社神苑での演奏会が、少々難しそうな気配です。
もしかしたらこの日、仕事になるかも??
まぁ、それはそれで良いのですけれど(~_~;)
ともあれ明日は、橿原神宮に行ってまいりますm(__)m
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