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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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水源地に入れたトレンチです。馬場南遺跡は今回の調査で第4次になるそうです。
前回1月18日の2次および3次の現地説明会は、京都府埋文センターと木津川市教委の合同でしたが、今回は木津川市教委によるものです。

10時からだそうで、家を朝の8時に出て、大和郡山で近鉄からJRに乗り換えて木津駅で下り、テクテクと歩いて行きましたところ、9時半くらいには現地に到着致しました。

1月の調査地はとうの昔に埋め戻され、『神雄寺』の仏堂部分だけは割りに分かりやすいのですが、他の礼堂や流路などはどの辺りでしたっけ……という状況です。
このたびの調査区は仏堂の西側の谷間に設定し、流路へ水を供給する水源を調査し、寺院の範囲を確認を目的にしています。
谷間は二又に分かれますが、東側の方はあまりそれらしい遺構もなく、西側に入れた三つのトレンチから奈良時代後半の土器や川の跡などが検出されました。
一番北側の高い位置に入れたトレンチからは、少量の土器(かわらけ)が出たそうですが、あまりに埋土が厚く、遺構の確認には至らなかったとの事です。

この画像は二番目のトレンチ、右奥の方に川の跡があり、その岸部分に平坦地を設け、上下二層での土器溜りが確認されています。
先の調査では大規模な法要としての燃燈供養が行われた様子が分かりましたが、今回は水源近くでの別の祭りが行われていた事が確認されました。

……にしても、ここの土って馬見丘陵の土にそっくりです。
水を含むとベタベタ、歩くと靴の裏にベッタリ、シートの下ではホイップクリーム状になるのに、乾くとガリガリで削れやしませんわ。
おまけにこの場所は水源なので、雨続きのこの頃、常に水が沸いているのではないでしょうか?
こうなると本当に掘り難いだろうなぁ……(ーー゛)
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