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五月五日、昨年は確か京都の『藤森祭』に行っておりました。
京都といえば、今日は上賀茂神社の『競馬(くらべうま)』でしたね。
しかし今年は、久しぶりに春日大社神苑で行われた『子供の日 萬葉雅楽会』に行ってきました。
今年の演目は、十時から林檎の庭で行われた『菖蒲祭』では『崑崙八仙(こんろんはっせん)』、十三時からの万葉植物園では管弦が『皇麞(おうじょう)』の急、舞楽が『振鉾(えんぶ)二節』、『迦陵頻(かりょうびん)』、『胡蝶』、『太平楽』。
本当でしたら先月の二十二日、午前中に飛火野で『太平楽』の奉納があるはずだったんですね。そして午後からは四天王寺の『聖霊会』に行って、こちらでも太平楽を見てやろうと、密かに休みを取ってやろうと画策していたのに……この日は朝から土砂降り(/_;)
ビッグルーフの能楽堂で関係者にだけ公開され、『聖霊会』の舞楽も六時堂の中で行われた事でしょう。
そしてそのリベンジとばかりに、本日の雅楽会で『太平楽』の大曲が行われる事になったのでした。
四天王寺では、『聖霊会』の最後を飾る舞ですが、他では天皇陛下の即位の大礼、春日大社では式年造替の時に行われるそうです。
今までも天理大学雅楽部や、天理高校雅楽部が定期公演で行っていたのを拝見した事がありますが、南都楽所では当然ながら初めてです。
装束がとにかく重くて、着付けだけで一時間近くかかってしまうと聞いた事があるのですが、舞楽の中でも最も派手で見ごたえがあって面白い舞だと私は思っています。
今日の舞人も皆さん、若いけれどそろそろベテランの域という充実した年代の方々で、重厚ながらも切れが良くてカッコ良かったです(^。^)
でもやっぱり、天王寺楽所が一番派手かな……見慣れてる事もあるか?
で……他の写真は?
それよりも『聖武天皇祭』の時の舞楽や能楽の画像も上げてませんね。
ボチボチやりますが、本日はこの後に薬師寺で『玄奘三蔵会大祭』にも紛れ込んできたし……