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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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春日大社拝殿今日の奈良県北部は朝から荒天、突風に雪混じりの雨です。
昼前には何となく持ち直してきましたが、思い出したように雲っては、風に乗って雪がチラついていました。
成人式はちょっと大変だったかもしれませんね。
そしてこの日、春日大社舞楽始式です。
南都楽所による舞楽の方のに先立ち、いつものように神職の方々が神事を行います。

振鉾三節そして舞楽の奉納となります。
ところが午前中の雨で林檎の庭が濡れているようです。
装束を汚してしまいかねないと、舞殿の内で行われる事となりました。

始まりはいつも『振鉾(えんぶ)』ですが、このように左右の舞人が揃ってしまうと、なんとも窮屈そう……
御簾で、一見したところ天井も低そうに感じてしまうのですが、そちらは大丈夫みたいですね。

更に窮屈そうな四人舞そして鉾は振り回しませんが、平舞で四人の舞人が入りますと、更に手狭そうです。
この舞は『萬歳楽(まんざいらく)』。
動きがまだ緩やかだから良いのですが、見ていても柱や御簾の裾を気にしているのが良く分かります。
特に前列の二人(一﨟と二﨟)は共に袖が当たるのを気にしていたみたいです。
何となく気の毒(・.・;)

やっぱり柱が邪魔みたいですね……少しアップにすると分かるでしょうか?
簡単にポジションを動かせないようで、緩やかな動きで柱をよけているという感じですね。
ところで、この一﨟の方、振鉾で左方の舞人をされていたのと同じ方みたいです。
確かに衣装は同じですから、鉾を置けばすぐに出て来れるのでしょう。

どういう訳か、向こうを向いた写真ばかり(-_-;)そして右方舞は『地久(ちきゅう)』。
おん祭りではお馴染みの舞で、両肩脱ぎの四人の舞人が、鳥の着いた冑を被り、鼻の高い真っ赤な面をつけて舞います。
鳥兜が高い分、こちらの舞は上に窮屈そうに見えます。

朝に雨が降らなければ、この時間には晴れ間も出ていたので、庭の方でもっと伸び伸びと舞えたかもしれないのに、見ている方も何となく狭苦しく思えていけませんわ(-_-)

1a3b119a.jpeg走舞(わしりまい)となりますと、一人だから多少はマシ……?でもないみたいですね。
散手(さんじゅ)』も途中で鉾を振り回しますからねぇ。

それにしても寒い日でした。
直会殿(なおらいでん)で見ている人たちも、最初の頃は行儀良く座っていたのですが、少しずつ中座する人が出て来てスペースが開き始めると、二つ置いてある大型のストーブの周りに集まり始めていました。
私も写真を撮る時だけ前の方で座っていて、寒くなると火の側に逃げておりましたから(^^ゞ
この画像の右端の方は権宮司さんです。
神職の方々も火桶が足元にあるとは言え、やっぱり寒かったでしょうねぇ……

ところで以前から疑問なのですが、神様の前に出る時は帽子を脱ぐべきなのか、むしろ被っている方が良いのでしょうか。
神職にしても伶人にしても、皆さん烏帽子を着用してますから、やはり路頭は不適切なんでしょうかねぇ?
そういう訳で、寒いを幸い、神前でも帽子を被っていたうめぞーでした。
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