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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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夕座の儀本殿前に置かれた神輿

氷室神社の御祭神は闘鶏稲置大山主命(つげのいなぎおおやまぬしのみこと)、『日本書紀』の仁徳天皇62年の条によりますと、天皇の弟の額田大中彦皇子(ぬかたのおおなかつひこのみこ)が都祁に狩に行った時、大山主命の管理している氷室を見せられ、この後より氷の献上をするようになった云々と書かれています。
現在は三間社流造の御社に、上記の人々を三柱の神として祀っています。

東遊と楽人たち氷室神社の祭といいますと、5月1日に製氷業の崇敬者を中心に行われる『献氷祭』が有名ですが、一番重要な『例大祭』は10月1日に行われます。

前日に『宵宮祭』、そして『本宮』は午前11時から『朝座の儀』が行われるようですが、私は17時からの『夕座の儀』から拝見してまいりました。
そして18時からは『東遊(あずまあそび)』の奉納が行われます。
私は春日大社で行われる子供たちによる『東遊』しか知らないので、詳しい知識はあまり無いのですが、ここで行われたのも『駿河舞』と『求子(もとめご)』なんでしょうか?
舞人の装束も色などが少し違い、太刀には錦らしい鞘袋もつけられていました。
楽人は高麗笛、篳篥、笏拍子、歌人で、弾琴はいませんでした……一寸、寂しいかも(;_;)

3d13fe03.jpegところで最後の方、笏拍子が1/2拍以上ずれていたように聞こえたのですが、やっぱり気のせい……本来、こういう拍子なの??(゚_。)?(。_゚)??
それはともかく、かつて例大祭には興福寺の南門前に御旅所が設けられ、この舞はそちらで行われたのですが、交通事情などによって今では境内の舞殿で行うようになったという事です。

さて、境内では『夕座の儀』が終わった辺りから、恒例(今年に限り、毎月1日に行っています)の『氷献灯』に火が入れられ、『東遊』の終了した19時前にはこのように見事に映えていました。

この後、舞楽奉納と相成るのですが……続くσ(^◇^;)


 
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