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知っているようで、割合に皆知らない花の一つに、枳殻(きこく・からたち)があります。
何といっても北原白秋の『からたちの花』が有名ですから、名前は誰もが知っていると思います。
橘も同じ柑橘系、五枚花弁の白い花ですが、花弁はもう少し幅が広く、先もとがっている星型なので、印象はかなり違います。
とげもカラタチほどは大きくありません。
カラタチは畑ならぬお寺の垣根、この花は奈良市の法華寺に咲いていました。
光明皇后の母親、橘宿禰三千代にちなんだのだと思いますが。
ところで、この寺の境内には橘の木はあったかしら(~_~;)
どうも何やら良く分からない画像ですねぇ……
相変わらず写真の腕が悪いので(-_-;)
これはスミレです。
多分、日本菫だと思います。
咲いていたのは、平城宮跡の東院庭園です。
日曜日に大和高田市にある長谷本寺の十一面観音像の修復落慶法要があったので、午前中に少しだけ覗いて参りました。
その時に、寺の近くの空き地に西洋タンポポと一緒に、かなりの数が群れ咲いておりました。
最近、少なくなったとは聞きますが、咲いているところでは、これでもかと言うほど存在感を示しているようです。
この色は、やっぱり映えますからねぇ。
私のような田舎者には、この花は特に珍しい訳でもないのですが、都会育ちの方は多分、分からないのでは……そういう訳で、これは五葉アケビの雄花です。
今の時期、ちょっと山に行きますと良く見られます。
薄紫でやや地味ですが、なかなか可愛い花です。
三つ葉アケビはもっと濃い色の小さな花、ムベは白っぽい花だったと思います。
こいつが秋になると、あのおなじみのドヨンとした実を着けるんですね。
春って…なんだろ