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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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そうそうたるメンバーが揃ってますが・・・奈良女子大学は来年の五月で創立100周年という事だそうで、その記念行事を今年になってからやっております。
その一環で本日、『正倉院の魅力―1300年の伝世美』という講演会が行われました。

こちらの大学でも13点ほど所蔵している、模造宝物について、宝物の化学分析について、そして東大寺の狭川師による三本立て(?)ですが、まぁ、この類の講演は何度か聞いておりますので、分かりやすい内容です。

一番面白かったのは、科学調査に関してでした。
五十四面の鏡を成分的に見ますと、三種に大別できるそうで、代表的な装飾鏡は殆どが、銅70%、錫25%、鉛5%の中国鏡だという事だそうです。
一方、国内の官営工房で作られた鏡は、鉛は含まれず、銅に元々含まれている砒素が検出されるそうです。
天平時代に東大寺の大仏を鋳造した長登銅山(山口県)の銅も、やはり2~3%の砒素が含まれているそうです。
確か、天然銅に含まれる砒素は、現在の技術でも分離が出来ないと聞いた事があります。

それはさて置き、上の画像は何かと申しますと、奈良女が所蔵している『東大寺山境四至図』の模造品の一部です。
ここに見える、天平勝宝八歳六月とは、聖武太上天皇が亡くなって間もない頃で、この頃に東大寺の範囲が確定したのだと思われます。
時の寺の代表者は大僧都良弁、更に造東大寺司などに関係した人々四人の名前がありますが、最後の大倭国介の名前が分からないんです……従五位下の次は何の朝臣と書いてあるの??
続日本紀を見ても、国司ですら分からない場合が多いのに、介となると滅多に出て来ませんから(~_~;)
同じ図の写しが、東大寺にもあるようですが、こいつのオリジナルを見た記憶はありません。
それにしても、私にはお馴染みの面々の名前が並んでいるので、ついアップで写真を撮ってしまった次第ですσ(^◇^;)
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