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- 2008.11.30 時雨を急ぐ――大谷山自然公園
- 2008.10.04 ムーンライトイン藤原京2008
- 2007.10.07 ムーンライトin藤原京2007
- 2007.05.08 連休は吉野で1
- 2007.04.16 世尊寺と高取城
- 2007.04.06 高田川堤の夜桜
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市役所通りと高田川の堤防の道の交差点から少し南へ入った所です。
市内の式内社は『石園坐多久虫玉神社』しかないはずですので、ここは村社の類だと思います。
しかし七月に行われる夏祭りは割り合いに盛大で、露天も多数出て花火大会も行われ、浴衣姿の子供たちや若い女性で賑わっています。
神社自体は割り合いにこじんまりとしているのですが、ここには『義経の七つ石』といういわくありげな石が置かれています。
案内板によれば、奥州に旅立つ前の源義経一行が静御前に会うために、母親の家のある礒野の地を訪ね、ここの神社で一休みをした云々……
この類の伝承は、私の田舎にも結構あります。
ただし伊豆なので、義経が頼朝になっておりますが(^^ゞ
真偽の程はさて置き、この七つの石の内の幾つかは、寺社などの建物に使われていた礎石の可能性もあるようで、明らかに上面を平に加工した物も見られます。
商工会が中心になって、伝承などを掘り起こして案内板なども立ててくれています。
こちらにも、このような可愛らしいキャラクターのプレートがあるのですが……よく見ると『弁慶の七つ石』になっています(^_^;)
武蔵坊弁慶といえば義経主従の最重要人物ですから、あながち間違いでもないのですが、やはり『義経』の方が正しいのだと思います。
この七つ石に気を取られて、他の物を見落としがちなのですが、この神社には結構面白い物があります。
神社の扁額が石製だったり、四対もの狛犬がいたり、薬師堂に奇妙な奉納品があったりと。
今回、そちらの写真が暗くて綺麗に取れなかったので、また日を改めて写真を撮りに行き、追々紹介したく思っておりますm(__)m
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近鉄大阪線の『築山駅』を下りてすぐですが、この駅は各駅停車か準急でないと停まらないので、この公園も割り合いに知られていないのではないかと思われます(^^ゞ
それでも駅のすぐ近くという訳で、少しはなれた八尾市や東大阪市などの小学校から、秋の遠足などに利用されているようです。
何せ電車で乗り換えなしで来れる、県外の公園ですから(~_~;)
大和高田市内では、桜の時期の大中公園がダントツに有名で、県内だけでなく、大阪辺りからもわざわざ見に来られる方もいるそうです。
ところが市民ですら殆ど知らないようで、今日のような休日に行っても、殆ど人はおらず犬の散歩すら見かけません(-_-;)
今日の日中も奈良盆地の南の方に向う車は、かなり渋滞していました。
県内の行き易い紅葉の名所と言いますと、何といっても『談山神社』、他には『高取城』『吉野山』というところでしょうか。
“時雨を急ぐ紅葉狩り、深き山路を尋ねん”
なんて風情は、殆どありませんね。
私は混雑するところは苦手なので、花見にしても紅葉狩りにしても、ついつい手近で済ませてしまいます。
昨年は葛城市の『笛吹き神社』、今年は大和高田市の『大谷山自然公園』。
どちらも出かけたついでに、フラリと寄れるような場所です(^_^;)
ムーンライトと言うにはチョッと控えめな橿原市の藤原宮跡です。
天気は下り坂のようで、夕方から曇り気味で肌寒かったのですが、無事に『ムーンライトイン藤原京』が行われました。
お馴染のロウソクイルミネーションは、大極殿を囲む大和三山のイメージで、この画像のオブジェの他にも、階段状に置かれた三山を現すロウソクのカップが三つありました。
歌枕直美さんの歌は二度ほど生で聞いた記憶があるのですが、『和歌劇』というのは初めてでして、実を言いますと公演のチラシなどに紹介されているストーリーを読みますと、頭の中に『?』マークが一杯になる……(~_~;)
今日の和歌劇は藤原京遷都と大津皇子の物語……まぁ、舞台で演じられる題材はメジャーで、かなりのアレンジが必要ってところでしょうか。
天武天皇が生前から藤原京への遷都を考えていたのは、今や通説ですが、そのプロジェクトにあの皇子がどんだけ関わってたっての??????????
それでも、この方の歌は決して嫌いではありません(^_^;)
そしてライブ終了後、三山のライトアップ、引き続きセンスのライブが始まりました。
昔々のNHKスペシャル『海のシルクロード』の音楽を担当したのは良く覚えてますし、実はサントラも持ってます(^^ゞ
『故宮』の音楽も担当してましたっけ。
久々に聞きましたが、ヤッパリ、ライブは良いですねぇ~~
さて、今年のシルエットイルミネーションは、昨年と打って変わって、更に凝ってます。ちなみに昨年の画像は→ http://umena.blog.shinobi.jp/Entry/182/
更に一昨年は→ http://umezo.bakeinu.jp/entry/33345/
今年は浄御原大君(天武天皇)と鸕野大后(持統天皇)ですね。
実際の藤原遷都は694年(平安遷都のちょうど100年前なので、実は憶えやすいです)、天武天皇の崩御の八年後となります。
更には今年から会場に駐車場を設けない代わりに、最寄の三駅から無料のシャトルバスを出してくれたのが良かったです。
藤原宮跡は決して駅から近い場所ではないし、周辺道路もチョッと狭いですから、思い切って通行止めにしてくれた方が確かに便利。
どうせマイカーでは行かなかったのだから、何処かの酒屋さん(橿原市や周辺市町村には結構酒造があるはずですよ)がブースでも出してくれれば良かったのにσ(^◇^;)
今日の産経新聞の一面に、このイルミネーションと耳成山の写真が載っておりました。
何だこれは?と思われた方もおられましょうが、大極殿(だと思う)をビンに入れたロウソクとシルエットで描き出すイルミネーションです。
こいつは毎年やっておりますが、やっぱり毎年感激して帰ってきます(^^ゞ
金曜日の二十時くらいに試験点灯をしていたのを見て、今年も行うのだなぁと感心しておりましたが、今年の演出はなかなか凝っておりました。
メインイベントが始まる十八時前くらいには、まだ少し明るさが残る畝傍山の麓から花火を上げて、観客を退屈させない配慮もあったのが、なかなか良かったです。
ここでも三方の山の麓から打ち上げ花火があったのですが、会場に集まった人たちも、あっちを見てこっちを見てと大感激の様子。
こう言っては何ですが、県から補助金が出ていると、やる事が派手です。
多分、橿原市だけの予算では、こうも盛大には出来ないはず(^_^;)
私は別にファンでもないので、あまり期待しておりませんでしたが……とか言いながら、一番前の席(偶然ひとつだけ空いていたから)に陣取っていたのは誰だ(ーー;)
肖像権のある有名人だけあって、撮影は一切御法度。
まあ、その類に気を取られない方が、演奏やトークに集中していられるから、絶対に良いと思います。
いつも思うのですが、この御仁は多少の天然が入っているので、大真面目なトークをするよりも、演奏の合間合間に気軽な事に挟んで薀蓄を宣ってくれる方が、面白いし分かりやすいです。
三山の点灯の前に、長々と歴史の話をしてくれましたが、多少頓珍漢な事を大真面目に方っておられまして、いやはや退屈してしまいましたわ(-_-;)
あのね、七~八世紀の航海術はそこまで未熟じゃないのよ……遣唐使にしても、船の構造や政治的諸事情で季節を選べないリスクはあるけど、海には海流ってモノが常にあるの、大陸から船出すると、余程の事がない限り、南北に長く広がる日本列島や南海諸島のどこかに漂着しちゃうのよ……むしろそこを通り越して太平洋に出る方が技術は必要よ……もしかして、貴方、若い頃にニュースで見たボートピープル思い出してない?
まあ、こんなボヤキはどうでも良いし、この人のキャラクターや曲の好みは置いておきまして、こうしてライブで拝見拝聴しておりましてひしひしと感じたのは、この人はれっきとしたプロだという事でしょうか。
オーディエンスに対して聞かせる事、見せる事、退屈させない事、興味を引かせる事、そして自分のペースに巻き込む事の技術を良く知っています。
確かに質の良い物を提供すれば、これらの事はおおよそ可能でしょうが、そこにプラスαする要素を身に付けているんだなあと、つくづく感心した次第です。
で……一瞬、帰りにCD買って帰ろうかなと思ったのですが……
販売ブースで店員の女性に声をかけられた時、思わず引いてしまったのは何故???
今年も私の琴線はあまり響かなかったようでσ(^◇^;)
ところが天邪鬼うめぞー、葛城は生息場所の一つとあって、三日の写真がまるでないんです……
一応、高鴨神社、高天彦神社、一言主神社、笛吹神社といった具合に、有名どころ(いずれも駐車場があるところです……(ーー; )を巡ったのですが。
四日は吉野方面という事で、橿原神宮前駅で待ち合わせて、一路南下、ところが途中でチョイト寄り道をしているので、吉野にはなかなかたどり着きません。
まずは高取町の子島寺(上の画像です)で引っ掛かりました。
寺の縁起によれば、天平宝字四年に報恩大師という方が、四天王を安置した事より始まるのだそうです。
今では小さなお寺で、周囲に観光場所もないためか、人が大挙して来るような場所ではありませんが、一堂が綺麗に整えられて訪れる人々を迎えてくれます。
そしてここの門は、明治に解体された高取城から移築されたものだそうで、こちらも見る価値のあるものです。
そこから再び南下して大淀町に入りましたが、ここでも比曽寺(世尊寺)にお参りして来ました。
つい最近、まだ桜が残っている頃にも行きましたが、このお寺も静かで、つい長居をしてしまいます。
今は藤棚が満開、熊蜂が飛び交っていました。
そしてようやく吉野に向ったのですが、この続きは明日にでもm(__)m
『日本書紀』欽明天皇十四年の五月、茅渟海(ちぬのうみ:大阪湾)から引き上げられた光り輝く楠木をもって作らせた仏像を吉野寺に安置したとあり、それがこの寺だと言われています。
別名、比曽寺とも呼ばれ、奈良時代から平安時代にかけては高僧が大徳を努め、宇多天皇や藤原道長も訪れるくらいの名刹だったそうです。
門前には東西の塔の基壇や礎石が残り、薬師寺式伽藍配置だと確認されています。
あまり観光客の来ない山寺ですが、境内はこじんまりと整えられていて、静かでどこか懐かしいような雰囲気が、何とも心落ち着く場所です。
昼頃、友達にメールを書いている内に何となく行きたくなって、午後からの予定を変更して、つい出かけてしまったのがここです。
道が渋滞していなければ家から車で三十分程度で行けますが、電車でとなると、大和上市駅もしくは六田駅から二~三キロは歩くでしょうか……おまけにずっと登り(-_-;)
壺阪寺までの道は整備されていますが、そこから上はチョッと狭いです。
三半規管の敏感な方は、多分乗り物酔いします。
こういう道は暗くなると暴走愛好家が沸いて出るので、明るい内に走るに限ります。
大体何を好き好んで、夜に高取城址なんぞに行かにゃならんのだ?
それはともかく、ここは標高が高いので、白山桜は満開、染井吉野もまだ咲き残っています。
しかし奈良県内屈指の織豊系山城、高いんです、広いんです、険しいんです。
車で行くと本丸の裏手の方から登って二の丸、三の丸、家臣団屋敷の方に降りてゆく事になりますが、かなり足元の悪い個所も多いので、足元は絶対に固めて行く事が肝心です。
本丸から下って十五分程度で国見櫓と呼ばれる展望個所に着きます。
ここに立てば中南和が一望出来ます。
天気が良ければ大阪の市街まで見えるとか……しかし、相変わらず黄砂の飛ぶ空、葛城山系もかすんで見えます。
では、もっと天気の良い日に、また国見に参る事と致しましょう。
しかし山道を小一時間も歩いた程度なのですが、この何日か悩まされていた腰から背中にかけての痛みが、かなり楽になりました。
歩くのって、確かに健康に良いみたいです。
とか何とかいって、今度は筋肉痛が来たりして、それも二日三日経ってから??
連日、檜の花粉と黄砂がまっています。
先週くらいからは、燕が飛び交ってます。
今日は初めて、アゲハチョウが跳んでいるのを見ました。
モンシロチョウは少し前から見ているのですが、もう少ししたら他のチョウチョも飛びますか?
早咲の彼岸桜や大島桜は既に盛りを過ぎ、今はあちらこちらで染井吉野が満開です。
この前の日曜日に写したので、今頃は少し散り始めていると思います。
職場近くの小学校の大島桜も、既にかなり散っていました。
小中学校とも今日は始業式、折りよく染井吉野は満開です。
この近辺では、飛鳥川堤などと並んで、桜の名所として知られています。
ただ今は満開とあって、先週からライトアップがされています。
仕事の行きかえりに、いつも車窓から見ていますが、せっかくの週末なので、近くの公共施設の駐車場(夜桜見物客のために開けてくれてあるのかもしれません)に車を留めて、少しばかり散策しておりました。
もう少し南に行くと大中公園があり、そちらは夜店なども多く出てにぎわっているようですが、ここは市役所の少し手前の交差点の橋の上、仕事帰りの人たちも、あちらこちらで写真を写していました。
この土日、天気もよく温かいようです。
今年の花見も、この週末がピークでしょうか。