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- 2008.08.18 本薬師寺にて
- 2008.08.17 アサガオかな~?
- 2008.04.07 のりこぼし
- 2008.04.06 桜咲く3
- 2008.04.01 春の花
- 2008.03.28 桜咲く2
- 2008.03.23 奈良町と山辺の道にて
- 2008.03.22 桜咲く
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我が家の『黒侘助』が真っ盛りに咲いているのを見て、何となく他の椿も見に行きたくなって、奈良までふらりと出かけて参りました。
『白毫寺』は奈良市白毫寺町にあります。
この辺りがこの寺を中心に開けていた様子が、何となく窺えます。
私がここへ行くのは大抵が秋、つまりは『志貴親王御忌』の頃なので、この画像の石段には萩の花がたわわに咲いています。
この時期に訪れるのは、さて、何年振りでしょう。
今の時期はといえば、南都の三椿の一つ、『五色椿』が咲いているので、三連休と好天も手伝って、それなりに人出は多いです。
境内では写真を撮る人、スケッチをする人を何人も見る事が出来ます。
この椿の木は天然記念物に指定され、解説の看板によりますと、寛永年間に興福寺の塔頭から移植されたものだそうです。
寛永年間というと1624年から1644年、少なくとも樹齢は三百数十年になります。
一本の木なのに、白や赤、絞りなどの様々な八重の大輪の花をつけるので有名です。
園芸の事には詳しくないのですが、江戸時代には椿に限らず菊や朝顔、桜草などの改良が武士や裕福な町民層にも流行ったそうで、この椿も、そのような園芸ブームの時に生まれた品種なのかもしれません。
日本古来の自生種は一重の赤い『やぶ椿』ですから、これはどう見ても園芸種ですわ(^^ゞ
椿の殆どは花の形のままで散りますので、武家には好まれなかったといいますが、青い芝の上に落ちた花は、やはり絵になりますね。
花以外でもこちらには、いくつかの有名な仏像がおられます。
一番良く知られているのは『閻魔王』と『司命』『司録』の三像でしょう。
これらの重要文化財級の像は殆ど、宝蔵に並んでおられますが、私は本堂の『阿弥陀三尊像』が結構好きです。
特に脇侍の『勢至菩薩』『観音菩薩』は小ぶりながら、鎌倉仏特有の端正な姿をしてまして、二十数年来のファンです……と、また年の知れるような発言を(ーー;)
東大寺にも行ったのですが、『のりこぼし』はまだ咲き初めという感じでした。
境内の枝垂れ桜も二分咲き程度、薄墨系の桜も少しずつ咲いています。
そして奈良で一番早く開花する『氷室神社』の大枝垂れ桜は、この何日かの暖かさで、あっという間に開花したそうです。
明日はこの花でもm(__)m
この辺りがこの寺を中心に開けていた様子が、何となく窺えます。
私がここへ行くのは大抵が秋、つまりは『志貴親王御忌』の頃なので、この画像の石段には萩の花がたわわに咲いています。
この時期に訪れるのは、さて、何年振りでしょう。
今の時期はといえば、南都の三椿の一つ、『五色椿』が咲いているので、三連休と好天も手伝って、それなりに人出は多いです。
境内では写真を撮る人、スケッチをする人を何人も見る事が出来ます。
寛永年間というと1624年から1644年、少なくとも樹齢は三百数十年になります。
一本の木なのに、白や赤、絞りなどの様々な八重の大輪の花をつけるので有名です。
園芸の事には詳しくないのですが、江戸時代には椿に限らず菊や朝顔、桜草などの改良が武士や裕福な町民層にも流行ったそうで、この椿も、そのような園芸ブームの時に生まれた品種なのかもしれません。
日本古来の自生種は一重の赤い『やぶ椿』ですから、これはどう見ても園芸種ですわ(^^ゞ
椿の殆どは花の形のままで散りますので、武家には好まれなかったといいますが、青い芝の上に落ちた花は、やはり絵になりますね。
一番良く知られているのは『閻魔王』と『司命』『司録』の三像でしょう。
これらの重要文化財級の像は殆ど、宝蔵に並んでおられますが、私は本堂の『阿弥陀三尊像』が結構好きです。
特に脇侍の『勢至菩薩』『観音菩薩』は小ぶりながら、鎌倉仏特有の端正な姿をしてまして、二十数年来のファンです……と、また年の知れるような発言を(ーー;)
東大寺にも行ったのですが、『のりこぼし』はまだ咲き初めという感じでした。
境内の枝垂れ桜も二分咲き程度、薄墨系の桜も少しずつ咲いています。
そして奈良で一番早く開花する『氷室神社』の大枝垂れ桜は、この何日かの暖かさで、あっという間に開花したそうです。
明日はこの花でもm(__)m
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今年も見頃を迎えつつあります。
少し前には、県内のあちらこちらの休耕田で、この花の栽培をしていたようですが、ここ最近ではこの本薬師寺周辺だけです。
田んぼに水が入る頃に、それなりに浮かべておきますと、花の割く頃には田んぼ一面に広がるほど、旺盛な繁殖力のある植物です。
これからピークを迎えるのですが、既に目一杯に広がってしまった田もありまして、畦に根を下ろしている株も多いようです。
増えすぎてしまった物は少し間引くしかないと、もう少しすると見栄えの悪くなった物を除去する作業もあるようです。
もしそういう株が畦に置いてあるようなら、もらいに行きたいと思っているのですが……職場の近所の池に浮かべてやれば、少しは水が綺麗になるかな?
このホテイアオイ、水の浄化にも役立つので、池には最適です。
しかし既に夕方、明日の朝には綺麗に咲くのでしょうが、見頃には程遠い状況ですね。
蓮も七月始めから今月一杯くらいまで、結構、花の時期が長いのが嬉しいです。
それにしても目立つのが、外来種タニシの変に鮮やかな卵です。
この十年くらいで西日本には、完全に蔓延してしまったようで、水路のよう壁などに気持ちの悪いくらい産み付けられています。
それどころかホテイアオイや蓮の茎にもくっ付いていますから、何とも興ざめな代物です。
ともあれ、ホテイアオイは彼岸花が咲く頃まで充分に楽しめますので、また何度か見に行くつもりでいます。
こいつがまた、恐ろしく生育が良いようで、まるで葛のように蔓を伸ばして繁茂し、支柱といわず、フェンスといわず、電信柱といわず、隣の木にまで絡み付いて登り龍のような様を呈してもいます。
冬になっても種が全然できず、その辺に絡みついたまま立ち枯れてくれます。
職場の近所でも、歩道に蔓を伸ばして踏みつけられても、全然弱る様子もなく大きな花を毎朝つけています。
そのうち、雑草化して嫌われるんじゃないかしら……(ーー;)
多分、九州辺りの方も良くご存知ではないでしょうか。
サツマイモの花です。
ただし南方系の作物だけあって、本州の東の方ではあまり花をつけないようですね。
奈良県でこれだけ咲くなんて、やっぱり温暖化の影響でしょうか??
例えばイモと一口に言っても、上記のサツマイモはヒルガオ科、ジャガイモはナス科、サトイモはサトイモ科、花の形は全然違います。
サトイモの花ってカラーにそっくりなんですが、植物園でしかお目にかかった事がありません。
こいつこそ本当に南方系で、日本では滅多に花をつけないんだそうです。
こいつは小学校でも栽培するメジャーな野菜の花、ご存知カボチャです。
こいつは雄花ですね。
雌花は花のがくの下が膨らんでいますから。
こいつもこうして見ると、アサガオの花と同じような形をしています。
久々にサツマイモの花を見たので、つい他の花も写真など撮ってしまいました(^_^;)
一つは白毫寺の『五色椿』、そして伝香寺の『散り椿』、いま一つが東大寺開山堂の『のりこぼし』です。
実はうめぞー、伝香寺の椿だけ見た事がありません(^_^;)
比較的毎年、見に行くのが『のりこぼし』ですが、これは名目上は非公開です。
この木がある開山堂は一般公開の日が決まっていて、開山の師である良弁僧正の命日の12月16日のみとなっています。
この時には当然ながら、椿の花は咲いておりません。
仕方がなく、隣の三昧堂(四月堂)の基壇に上って、塀越しに眺める事になります。
この花がこの写真です。
『のりこぼし』の名前通り、赤い花弁に白い糊をこぼしたような斑が入っています。
椿は一つの実につき、三つくらいの大きな種が出来るので、これがたまに根元で発芽してくれて、小さな苗が生えている事があります。
もしかしたら、開山堂の椿の種から発芽した物かもしれませんね。
それとも挿し木なのかな?
我が家の『侘び助』の根元にも、気がついたら十本近い苗が葉を広げています。
花が終わったら、このうちの大きな物を何本か鉢植えにして、欲しいと言われた方に持って行こうと思っておりますが……去年もそう言っていたようなσ(^◇^;)
本日、東大寺境内にフラリと花見に行ってまいりました。
とても暖かい日で、鹿もこのようにゆったりと草を食んでいました。
奈良で一番早く開花するので有名な枝垂桜は、盛りを少し過ぎた様子で、しきりに花びらを散らせていました。
しかしパソコンに残っている画像を見ますと、毎年、同じ所で写真を取っているのが良く分かりますわσ(^◇^;)
この石段の石灯籠と桜も、既に何枚もあります。
もう日が傾きかけた頃で逆光になっていますが、本当にこの花と庭の風情が良く合っていて見事です。
ここも普段はあまり人の来ない場所なのですが、今日はひっきりなしに写真を撮る人が来ていました。
この暖かさが続けば、来週にはこちらの見頃になるでしょうか。
八重桜が咲くと、大阪は造幣局の通り抜けでにぎわいます。
一度行って見たいのですが、すごい人出だそうで毎年、尻込みをしているのでした(^_^;)
十年以上前に植えた時は、3号ポットにこじんまりと収まっていたのが、今では樹高が1メートルはあります。
一見、藪椿のように見えますが、侘助という名前だそうです。
藪椿はもう少し紫がかった感じの赤ですが、これは臙脂がかったかなり深い色です。
こちらのご主人は椿が好きらしく、他にも赤や白やピンク、一重も八重も咲いています。
このように一年中、花の耐えない家が近所にあると、なかなかの目の保養になります。
もうすぐ、薔薇が一杯咲くところもあるし(^_^)
野生の物は白い花ですが、栽培種ではこの可愛らしいピンクに人気があるようです。
野生種の方は放って置くと、平気で2~3メートルの木になるのですが、こいつはあまり大きな木を見た事がありません。
大きくならない種類なのかな??
いずれにしてもこの花が咲くと、奈良の山の方に墓参り(誰の?)に行きたくなるのですが、今年は行っている暇がありますやら……(~_~;)
春になって花があちこちで咲くと、つい写真を撮りたくなるのですが、去年、一昨年と写した物と殆ど代わり映えがありませんσ(^◇^;)
特に桜などの花だけのアップは、一体どこで写したのやら……
こうやって毎年、どうでも良い写真が増えて行くのでした。
昨日(既に一昨日、水曜日)のニュースで、奈良県に桜(染井吉野)の開花が発表されたと言っていました。
しかし、飛鳥川堤や高田川堤では、月曜日の朝に既にチラホラと開花していました。
それが夕方に見た時には、早い木で一分咲きくらいになっていました。
今日(既に昨日)の朝には早い木で五部咲き、夕方には七分咲きになっていて、ライトアップも行われています。
この分では、今度の土日が花見のピークとなりそうです。
ちなみにこの桜は、職場の近くに咲いている大島桜です。
奈良県下の桜の名所では、四月の最初の土日を『桜祭り』に当て込んでいるようですが、恐らくこの頃には葉桜になりつつあるのではないでしょうか……(~_~;)
さて、大島桜が咲くと、決まって隣の木ではこの画像のような奇妙な花が咲きます。
画像をクリックすれば、多少大きな画面で見ることが出来ます。
花弁らしい物がなく、おしべとめしべだけといった花ですが、なんという名前なのかが分かりません。
多分同じと思われる木が、大淀町の世尊寺にあるらしいのですが、昨年に見に行ったときには、既に花が終わって葉ばかりになっていました。
毎年、この花が気になっているのですが、一体なんという名前なのでしょう?
それが夕方に見た時には、早い木で一分咲きくらいになっていました。
今日(既に昨日)の朝には早い木で五部咲き、夕方には七分咲きになっていて、ライトアップも行われています。
この分では、今度の土日が花見のピークとなりそうです。
ちなみにこの桜は、職場の近くに咲いている大島桜です。
奈良県下の桜の名所では、四月の最初の土日を『桜祭り』に当て込んでいるようですが、恐らくこの頃には葉桜になりつつあるのではないでしょうか……(~_~;)
画像をクリックすれば、多少大きな画面で見ることが出来ます。
花弁らしい物がなく、おしべとめしべだけといった花ですが、なんという名前なのかが分かりません。
多分同じと思われる木が、大淀町の世尊寺にあるらしいのですが、昨年に見に行ったときには、既に花が終わって葉ばかりになっていました。
毎年、この花が気になっているのですが、一体なんという名前なのでしょう?
春分の日の二十日、雨模様でしたが静岡から来た友人と奈良町をうろついていました。
私がずいぶん以前に見た、石仏探しが今回のテーマの一つです(~_~;)?
憶えているのは雨宿りで入った中将姫関連のお寺で、そこにいたお婆さんが案内してくれたという程度です。
そこで、奈良町に幾つかある中将姫関連のお寺さんを巡っていた時に、高林寺(こうりんじ)のすぐ近くで見かけたのが、この銀杏の木です。
奈良市の保存樹だそうですが、樹齢やいわれ等は分かりません。
銀杏の木は酒樽に良いと聞いた事があるので、この中世からの町中に立つ木は、その関係かもしれません。
ところで肝心の石仏の話は今回は省略、また機会がありましたらσ(^◇^;)
欅は幹が太く中空になりやすいそうで、この木も背後に回ると、大きな洞がありました。
初瀬谷を見下ろす少し高台に慈恩寺はあり、平安時代の堂々と美しい阿弥陀如来坐像を本尊とする古刹ですが、今は若い住職夫妻が守っておられます。
彼岸の最中、地元の人たちに大事にされているお堂は、一見でやって来た余所者をも親切に迎えてくれます。
この鳥居の前に、大きなヤドリギのある木が立っていました。
ヤドリギは宿主の木の葉が落ちると、このように良く目立ちます。
またここは椿が多く植えられているのでも有名だそうで、次の日曜日には椿祭りも行われるそうです。
振る舞いにゅう麺もあるというのが、なんとも桜井市らしいです(^^ゞ
ただ今は梅と並んで椿の花の見頃です。
椿も江戸時代の園芸ブームで多くの品種が作られたそうで、一重も八重も、色の濃淡も花の大きさも様々に堪能できます。
なかにはお茶の花を倍以上に大きくしたような白い一重の花もあって、今更にお茶は椿と同じ品種だったんだと確認してしまいました。
手入れされた茶畑はあまり花を咲かせるようなことはしないですが、茶所の一角で育った私には、お茶の花は何となく懐かしい物ですσ(^◇^;)
気象庁の出す桜の開花予報は、染井吉野の基準木を決めて、その花の様子を報告しているとの事です。
ずいぶん以前の事ですが、三嶋大社(静岡県三島市)では基準木だけがいつまでたっても花が開いてくれず、他の染井吉野は3~5部咲き、枝垂れはほぼ満開にも関わらず、ニュースでの開花情報ではまだつぼみ膨らむ程度の、おかしな予報になっていました。
さて、こちらの二枚の画像の桜は昨日に桜井市の山辺の道で撮ったものです。
三本の木がほぼ満開で、その内の二本の花は、染井吉野よりもピンクが濃くて、河津桜を思い出すような色です。
こちらはただ今は、紅梅や椿が見ごろです。
染井吉野はまさにつぼみ膨らむ、早咲きの薄墨や枝垂れがようやく開いたと言うところです。
染井吉野よりもずっと小振りの花で、近づくとかすかに香りがします。
匂い桜というと、遅咲きの駿河台匂いなどが有名ですが、これは何という桜でしょうか。
本当に桜は種類が多くて、真冬と真夏以外は、何かの種類の花が咲いているのだそうです。