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漢国町の『漢国(かんごう)神社』の饅頭祭で和菓子と御茶をいただき、奈良公園界隈をフラフラとしながら奈良国立博物館に向いました。
ただ今開催されている『鑑真和上』展には先日に行ったので、会員証でフリーパスでは入れる常設展を眺めながら時間調整をする事と致しました。
こちらに寄託されている『浄瑠璃寺』の『馬頭観音』がもうすぐお蔵入りしてしまうので、とりあえず挨拶(?)など致しまして、お馴染み(??)の仏像たちを眺めておりました。
東京に出張中の興福寺の『八部衆』らに代わって、法相宗の御偉い御僧侶らの像が出ておられました……これが滅茶苦茶リアルなんです。
作者は奈良仏師の康慶(運慶の父親)です。
慶派の像らしく玉眼が入っているんですが、立ち位置によっては目が合うんですよ(~_~;)
何か文句言いたそうな顔で、こっちを見ているのには、ついつい笑いが出てしまいますσ(^◇^;)
何のためにと問われれば、愚痴りに行くようなものでしょうか……(-_-;)
何と申しましょう、唐律招提寺の開成王を用事もないのに訪問して、さもない事を言って帰って行く山部王の心境ってのが、こんなものなのでしょうかσ(^◇^;)(^^ゞσ(^◇^;)(^^ゞσ(^◇^;)(^^ゞσ(^◇^;)(^^ゞσ(^◇^;)
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寒かったので御所市の現説も行かんと、温かい博物館で、土日を過ごしていた次第です。
須恵器だの土師器以上に、私は陶磁には暗いのですが、どういう訳か昔から茶碗だの皿だのを見るのが結構好きなんです。
しかし骨董品を集める趣味は持っておりません。
ここ最近は、江戸時代中期から昭和の始めくらいの生活雑器の欠片を眺めておりますので、染付や青磁(決して南宋だの高麗だのの高級品ではなく)づいておりますが、久々に博物館で唐代の三彩の器を見まして、こちらも悪くないなぁと感歎して来ました。
唐では三彩イコール明器(お墓に入れる器など)という印象が強いようですが、日本では舶来の高級品、葛下郡の片田舎などではまず出土しません。
藤原宮域でもあまり聞いた事ないし、やっぱり平城の都や大宰府かしら??
そういえば南宋青磁にも、このところお目に掛かっておりません。
『願成就院』や『山木御所』辺りでは、割合に出てきたのになぁ……って、どこの話だ???
それにもかかわらず、京都くんだりに出かけて来ました。
目的地としては、京都国立博物館だったのですが、例によって近鉄丹波橋駅で京阪電車に乗り換えるので、ちょっと寄り道などしてきました。
近鉄の改札を出たところの右側の出口に出て、そのまま坂を上って数百メートルも行くと、『柏原御陵』に着きます。
宮内庁指定の『桓武天皇陵』ですが、殆どの学者は違うと否定しています。
候補地としては、稲荷山の周辺とか、伏見城の跡などが上げられていますが、決定的な意見はまだ無いようです。
ともあれこの御陵は、『桃山御陵』とも隣接していて、一体は公園の散歩コースのように整備されています。
暖かい時期ならば散策も良いのですが、昨日今日のような寒い日は、木陰も多くてちょっと遠慮したくなります(^^ゞ
そういう訳で小一時間で駅に戻って来ました。
そして京都国立博物館にようやくやって来ました。
実はこちら、常設展示の建物の立替をするという事で、十二月七日以降は当分の間、特別展以外はお休みになるのだそうです。
そのため二日から常設展のみ無料、おまけに目ぼしい国宝の作品展示も行っているという訳で、いそいそと出かけて参りました。
私の見たかった物は若干出ておりませんでしたが、目玉は神護寺から寄託されている『伝・源頼朝像』でしょうか。
『伝・平重盛像』と並べて展示されていました。
最近では、足利直義と足利尊氏だという説が有力なのだそうですが、私の世代などは教科書で頼朝と習ってしまっているので、ちょっとやそっとではイメージを追い出せず、やっぱり鎌倉殿だわ~と思ってしまうところです。
画像は夕方に噴水池の前から見た美術館正門です。
来年の特別展は『京都御所ゆかり至宝』『妙心寺』と続くようですが、さてどちらもイマイチ琴線に触れませんようで……(~_~;)
次のこの博物館に来るのは、さても、いつの事となりましょうや。
俑(よう)とは、日本で言えば埴輪のような物でしょうか。
お墓に備える、人をかたどった像です。
陶磁器が多いのですが、木製や金属製も見られます。
埴輪と決定的に違うのは、お墓の外ではなく中に一緒に葬られる事です。
そのため、埴輪よりも遥かに残りが良いのが御覧頂けるでしょう。
この女性俑はあまり大きな物でもなく、高さにして30cm程度だったでしょうか。
唐代の女性にも騎馬の習慣があった事を示しているのでしょうと思いきや……この馬、鞍や鐙どころか手綱すら着いていない裸馬です。
こちらの女性の乗る馬は、彩色で馬具が描かれていますし、手のポジションから考えても、手綱があるという設定で良いのだと思われます。
実際の紐か何かで、表現されていたのかもしれません。
女性用の横座りの鞍が日本でもあったらしいのですが、俑でも見た記憶があります。
しかしここではどちらの女性も、裳ではなく袴らしき物を身につけて、馬の背に跨っています。
唐代の古墳壁画には、男装の女官が描かれていますから、女性も時には男性並みに仕事をする必要があったのかもしれません。
馬に乗るくらいたいした事でもないのでしょう(^^ゞ
それにしても、上の画像の裸馬に乗っている女性は、もしかして胡人なのでしょうか。
走っている馬に平然と乗って、振り返って笑みまで浮かべているのですから、乗馬など朝飯前という感じですか。
胡人の騎馬像を見ても、たいていが裸馬に乗っていたような気がするんですが?
御覧のように立派な王冠を被っていますので、何処から見ても王様でしょうσ(^◇^;)
下げ美豆良を結って、珠のついたネックレスをして、顔にはペインティングもしてます。
右手の先や腰の部分、脚の一部は失われていますが、水玉模様の衣を着て、腰には大刀を佩いて、胡坐をかいて座っておられます。
もしかしたら幅広の、模様の入った帯でも締めていたかもしれません。
この具体的で凝った人物像からすると、多分、六世紀の初頭に関東地方で造られたと思われます。
下げ美豆良の人物が、このように後に髪を垂らしている例は、割合に普通に見られます。
このやや素っ気ない後姿を見ておりますと、この埴輪は、正面感を重視して造られたのかしらと、何となく思ってしまいます。
恐らくはかなり昔に出土した者でしょうから、どの古墳のどの辺りから、どのような状況で出てきたかは判らないのではないかと思われます。
周辺にどのような形象埴輪や人物埴輪が、どのように配置していたのかが分かれば、この御仁が何者か、更に具体的に分かるのでしょうが……
そういう訳で博物館にとっては、大変迷惑な事ながら、ご近所にも拘らず、年に一度、この日だけ行くというところが幾つかあります。
その一つが天理市にある『天理参考館』です。
こちらは昔は無料だったのですが、数年前にリニューアルしてからは有料になってしまい、ついつい足が遠のいている所です。
ところでこの変な画像は何かと申しますと、ニューギニアの御祭りに使われる精霊の仮面です。
このような文化人類学的な資料を始め、民俗資料や考古資料も、いずれ劣らぬ一級品が充実していまして、興味のある方にはとても面白い所です。
嬉しい事に、こちらの展示物の殆どは写真撮影が可能です。
今年も不必要にとり巻くって来ましたσ(^◇^;)
そんな画像でもボチボチ上げて行きますか……昨年や一昨年の分もあるし(~_~;)
滋賀県の長命寺さんが本拠らしいのですが、このところずっと奈良博に宿営(?)されているようです。
御生まれは建長六年(1254年)だそうで、生みの仏師は栄快さんという御方だそうです。
尊顔にしても全体の作風にしても、快慶師の様式を受け継いでいるそうで、恐らくは弟子の一人ではないかと考えられているそうです。
ロングの画像がなかったので、バストサイズになってしまいましたが、こちらの衣に施した切金もすばらしいです。
この画像、某新聞社の頁からもらって来たのですが、重要文化財に指定されているこちらの像の作者は快慶です。
そして所属(?)は東大寺の公慶堂ですが、大抵がこちらに出張しておられます。
少し前まで、東京国立博物館の方に出張されていまして、先月くらいにまた奈良に戻って来られました。
私はここ数年、奈良国立博物館の友の会に入っておりまして、奈良市内に出る用事があると、ついつい、フリーパスで入れるのを良い事に、こちらの常設展に行っては、この御方のケースの前でボケ~ッと眺めております。
お陰で私の大脳内では、こちらの方に勝手に名前がついてしまいまして、ついつい、「兄上、御久しぶりです」と、人に聞かれたら疑われそうな挨拶をしたくなるんですね……病気の一種ですわね、我ながら(ーー;)
で、兄上って誰の兄上かと申せば、うちのスメラミコトの兄上です。
つまり、いつの間にか開成親王のイメージが、この地蔵菩薩に摩り替っているんですわσ(^◇^;)
ところが奈良博には、この御方と向かい合うように、もうお一方、慶派仏師の作の地蔵菩薩立像がおられまして、こちらもまた秀麗な顔立ちでして困って(?)おります……そうするとこっちは弟か??????
気が向きましたら、次はそちらの画像でも??
ここ2~3年に比べると、割合に空いていまして、殆ど並ばずに入場できました。
午後からなんて、全く列が出来ている様子もなかったですから、連休初日にしては、一寸意外です。
それでも昼過ぎくらいに、館内アナウンスで
「10万人目のお客様が入場されましたので、記念式典をロビーにて行います」
と、流れていました。
今日が偶然、空いていたのでしょうか?
今年は何と、2時間半程度で出てきてしまいました(^_^;)
常設展に行ってもまだ時間に余裕がありましたので、今年も正倉院の校倉を見に行って来ました。
午後になると、この場所は逆光になるので、写真はかなり写し難いのが実情です。
おまけに門から入ると、よほどの広角レンズでないと、建物全部が収まりません。
毎年、このように両端が切れるか、どちらかに偏るかのような写真ばかり取っています(^^ゞ
大きさは20センチくらいですから、散水栓か何かだと思うのですが、真ん中に書かれているのは『宮内庁』の『宮』の字ですね。
別に何というほどの物ではありませんが、面白がって、つい写してしまっただけの事です。
デジカメを持つようになって、本当にどうでも良い物ばかりを写している様な気が致しますσ(^◇^;)
この赤膚焼きの燈火器、奈良町に工房を構えている武田高明さんが作られているそうで、10年位前から、奈良県内の夜のイベントでは常々、効果的に使用されています。
今日から三日まで、このコンサート、無料で行われます。
お出かけになる方は、日が沈んでからは寒いので、防寒対策を万全にして下さい。
私は生半可で出かけてしまったので、途中でリタイアしてしまいました……(-_-;)